ホームページ管理費など月額費用の本当のところ

ホームページのあれこれ

ホームページ管理費?初めてホームページ制作を依頼される方や今までホームページ制作を依頼してきたけど、改めて請求書に書いてあるに疑問を持つ方も多いでしょう。

今回はこの『ホームページ管理費』について、解説をしていきます、
この記事を読めば、下記のことがわかります。

  • ホームページ管理費の詳細
  • ホームページ管理費の相場
  • 価格の理由

ホームページの管理費や月額費用ってなんで必要なの

ホームページを維持する上でどうしてもホームページの管理費はかかってきます。

具体的に何にかかるかというと、主にドメインとサーバーの費用になります。

  • ドメイン管理費
  • サーバー管理費
  • 更新費(コンテンツ更新料)
  • CMS(WordPressなど)の更新費

などが当たります。

ドメインにかかる費用

ドメインとは、なんとか.comやなんとか.co.jpなどのいわゆるネット上の住所にあたるもののことです。
このサイトで言えば、create-view.comというのがドメインにあたります。

そのドメインですが、『お名前.com(【PR】お名前.comのページはこちら)』などのレジストラに依頼して、登録管理します。

これがいわゆるホームページ制作会社から請求されるドメイン代にあたります。

金額にして、だいたい年間数百円から数千円。(プレミアムドメインなど希少価値の高いドメインは桁違いに高い場合があります。)

 

サーバー 料金 キャンペーンなど
お名前.com
(【PR】お名前.comのページはこちら)
1円~(税込

 

 

サーバーにかかる費用

サーバーとは、このホームページのデータを保管しているネット上の土地にあたるものです。
このサイトのデータは、ネット上の土地であるサーバーに保管されており、誰かがアクセスしてきたら表示されます。

サーバーは、『エックスサーバー【PR】エックスサーバーはこちら』や『mixhost【PR】mixhostはこちら』などの会社がオススメです。

金額にして、だいたい月額数百円から数千円になります。

下記にサーバーを紹介しておきます。
個人的に使った体感ではエックスサーバーが断然おすすめです。WordPressを使うなら一番といっていいかと思っています。かなり安定しているので、個人的には困っていません。
以前、別のサーバーですが、WordPressを使ったら信じられないくらい重くなったサイトがありました。特定のサイトだけでなく、WordPressを使ったサイトが軒並みダメでした。ですので、サーバーは選びは重要です。

 

サーバー 料金 キャンペーンなど
エックスサーバー
【PR】エックスサーバーはこちら
月額990円~(税込) なし
mixhost
【PR】mixhostはこちら
月額1,320円~(税込) なし

更新費

更新費というのは、会社によって捉え方が様々ですが、コンテンツの追加や文字や写真の修正に対する費用のことです。

この辺は各会社によって内容が異なったりするため、金額は様々です。

コンテンツを追加していく更新

毎月記事を追加していくような更新の場合は、費用がかかります。

これはなんでも記事を追加していけばいいわけでなく、戦略をもってどんな記事を追加していくか考える必要があり、かつ記事自体の質も高い必要があります。質の担保のためにライターを入れたりすることもあるため、どうしても費用はかかってしまいます。

CMS(WordPressなど)更新費

CMS更新費(名目は会社によってまちまちです)というのは、WordPressなどのCMSを利用したホームページを作られている場合に発生する費用です。

WordPressを代表として解説します。

WordPressはセキュリティの改善や機能の追加で頻繁にバージョンアップを行います。これに対応するのがCMS更新費です。WordPressを使われた経験のある方は、ダッシュボードで更新の赤いバッチを見た経験がある方もいると思います。ここで、『更新』をしてもらうとWordPressやプラグインなどの更新が行われます。

更新が簡単だけど・・・注意点も多い

更新自体は簡単です。ボタンを押すだけなので、だからちょっと知識のある方はできてしまいます。

これが実は非常に危険です。うまくいくときは問題ないのですが、うまくいかないときはホームページが壊れてしまうことがあります。(原因はいろいろありますが、ここでは割愛します)

制作会社の多くは、ご利用されているサーバーの同等のものでうまく更新できるか確認してから実際のサイトで反映させます。

最新のバージョンにする必要があるの?

最新バージョンにする必要があります。

最新機能が使えるから?そうではありません。WordPressやプラグインはセキュリティーホールという悪意を持った方が侵入できる入り口が見つかった場合、対策してバージョンアップします。『更新』しないことは、見つかった入口に鍵をかけてないことと一緒なので、セキュリティのリスクがかなり大きくなります。

悪意を持った方はこうしたわかりやすいセキュリティホールを経由して侵入してきます。ですので、よっぽどの理由がない限りは最新バージョンのものに更新しておく必要があります。

ホームページ管理費や月額費用の相場

ホームページを維持するにはこのようにどうしても毎月ランニングコストがかかってしまいます。

地域によって金額は違いますが、ホームページの管理費は安いところで月額4,000円、高いところで月額50,000円くらいと幅があります。(もちろん管理内容によってはもっと高いところも)

サービス内容によって金額が大きく異なるので、このあたりは、サービス内容と金額が釣り合っているか見てみてください。

月額費用10,000円で制作会社にしてもらえること

例えば、月額費用で10,000円支払った場合

4,000円程はすでにドメインやサーバーの費用として各会社に支払います。差し引いた6,000円が更新や修正に使える費用です。あなたが制作会社だったら、6,000円のために月に何時間使えますか?

兵庫県の場合、最低賃金は960円です。(令和5年7月5日現在)

最低賃金の場合 6,000円/960円=6.25時間も稼働してくれる!!(もしくは、6.25時間しか稼働してくれない。)

経営者ならすぐ気がつくと思いますが、稼働時間はほんとに短いです。

会社の場合、960円の賃金に対して健康保険や厚生年金の半額を国に支払わなければいけません。交通費も会社が負担している場合もあるでしょう、お客様からの売り上げを全部給与や社会保険などに充てるわけにも行きません。会社を存続していくために、会社に残る利益も必要です。当然最低賃金で働いているとも考えにくい。

ということを考えると、6,000円でこの案件に使える時間は会社の場合1時間ちょっとくらい。それ以上、時間を使うと赤字です。

あなたは毎月1時間ちょっとで、制作会社になにをしてもらいますか。

本当に有効な施策は、この費用ではできない

価値のあるコンテンツの量産は1時間ちょいではとてもじゃないないけれど、僕はできません。(この記事書くのだって、結構時間がかかっています。何度も読み返したり、知識が間違えてないか確認したり。)

無理やりコンテンツを作ることも可能でしょうが、リサーチも仮説も不十分なコンテンツがうまくいくとは思えません。

月にたった数分や数時間で行うようなレベルのコンテンツ追加で思うような成果が上がるとは思いづらいです。

1時間ちょっとという時間は、制作側サイドからは非常に使いにくい時間です。しっかり提案するには、時間が足りなすぎます。

 

もしかしたら、僕が知らないだけで、その1時間ちょっとで的確な提案をしてくれる会社があるかもしれません。でも、だいたい僕に相談にくるお客様は月額費用を払ったのに何もしてもらえなかったとか、よく聞きますよ。

あまり意味のない6,000円を払っていることになります。(10,000円のうち、4,000円はドメインサーバー代に必要なので。)