【超初心者向け】最初に選ぶカメラの考え方

カメラ

写真始めたいんだけど、どのカメラ買ったらいい?

これを選んどけ!って万能のカメラがあればいいんだけど、なかなかそういうわけには行きません。

性能がいいから、流行っているからという理由では、みんなが必ず満足するとは限りません。

カメラには種類がある

カメラには様々な種類があり、それぞれ長所と短所があります。代表的なカメラをピックアップして、簡単に紹介します。

一眼レフ

大きなボケを生かした写真が撮りたい、広告のような写真を撮りたいといった場合におすすめです。

多くのプロの方が一般的に仕事で使用されるカメラは、一般的には一眼レフになります。

メリット

高品質の写真が撮れる。
大きなボケの写真が撮れる。
レンズが変えれるので、広角から望遠まで撮影できる。
ミラーレス一眼より、電池の持ちがいい。
早い動きのものも撮れる。

デメリット

重い。大きい。かさばる。仰々しい。
使いこなすのに技術がいる。
高価。

こんな人に向いている

これから本気で、写真を始めようと思っている。
憧れの写真が撮りたい。
作品撮りがしたい。
子供の写真が撮りたい。

こんな人は他がいいかも

難しいことを覚えるのは嫌だ。(写真が続かない可能性あり)
カメラを人に向けるのに慣れていない。(どうしてもアピールするくらいカメラが主張してしまうので、カメラを出したくなくなる)
重いのが嫌だ。(女性に多い)
シャッターチャンスを逃しがち。

ミラーレス一眼

一眼レフのいいところどりをしたのがミラーレス一眼です。かくいう僕もこのミラーレス一眼を主に最近は撮影をしています。

今一番勢いがあるジャンルなので、条件が合うのであれば、一番おすすめです。

メリット

高品質の写真が撮れる。
大きなボケの写真が撮れる。
レンズが変えることができるので、広角から望遠まで撮影できる。
ピントが合わせやすい。(最近のカメラでは、目にピントを合わせてくれる機能があります)
構造上、一眼レフよりコンパクト。

デメリット

一眼レフよりコンパクトとはいえ、それでも大きい。
早い動きのものに弱い。(高価なカメラはそんなことない場合もあります。)

こんな人に向いている

これから本気で、写真を始めようと思っている。
憧れの写真が撮りたい。
作品撮りがしたい。
子供の写真が撮りたい。

こんな人は他がいいかも

難しいことを覚えるのは嫌だ。(写真が続かない可能性あり)
カメラを人に向けるのに慣れていない。(どうしてもアピールするくらいカメラが主張してしまうので、カメラを出したくなくなる)
この重さでもやっぱり重い。

コンパクトカメラ

一眼レフのように、大きなボケは期待できないけれど、気軽に写真が撮れます。ただし、一眼レフみたいにレンズを変えれば、割と守備範囲が高くなるわけではないので、撮れる写真は限られてきます。高級コンデジの中には、優秀なレンズを使って、一眼レフに負けない細かな設定ができる機種もあります。

メリット

スナップなど、気楽に街撮りができる。
軽い。速写性。

デメリット

レンズの交換ができない。
精度の高いピント合わせがしにくい。

こんな人に向いている

一眼レフやミラーレス一眼のサブ機として考えている人。
街でスナップ写真を撮りたい人。
写真を撮ることに慣れていない人。
気軽に写真を撮りたい人。

こんな人は他がいいかも

大きなボケの写真が撮りたい。
いろんな写真が撮りたい。望遠であったり、マクロであったり。

スマホカメラ

iPhoneやGalaxyなどスマホのカメラでも、びっくりする写真が撮れます。
あの小さなレンズで、よくもまーあんな美しい写真が撮れるスマホを開発する技術者って尊敬しかありません。

最近の若い人たちは、スマホカメラの扱いが得意なので、もうカメラいらないんじゃって思ったりもします。

そうはいっても、例えばiPhoneのボケはデジタル処理でぼかしているので、おかしなボケをしたりすることもありますし、暗所でノイズが多く発生したり。(いずれ解消していくかもしれませんが)

それでも、あの小さな製品からあれだけの写真が撮れたら十分です。

ちなみに僕はスマホカメラでうまく写真撮ることができません。

なんであんなに綺麗に撮れるんだろう・・・。

あなたにとって一番おすすめのカメラとは

あなたにとっての一番おすすめのカメラは、あなたの願いを叶えてくれるカメラだと思います。何を叶えたいか、その中でも何を優先したいのか、何は後回しにしていいかを考えて、選んでみてください。

気軽に写真が撮りたい方

重さや仰々しさは、カメラを持ち歩かない理由になってしまいます。よく思い切って一眼レフを買ってみたけど、買ってから1年間使ってないなど聞くことがあります。

また複雑な設定や知識は、写真を辞めてしまう理由によくなります。

そうなってしまうとどんどんカメラから距離を置いてしまうので、コンパクトな初心者向けミラーレス一眼コンパクトカメラがおすすめです。

特にコンパクトカメラは、相手もカメラを意識せずに初心者の方でも自然な表情が撮りやすいです。

ちなみに僕は、一眼レフだとカメラが仰々しくて、友達を写しても自然な写真が撮れなかったため、コンパクトカメラをメインで以前は写真を撮っていました。とはいえ、ただ撮っているだけの写真でしたが。

もっと詳しい知識があればもっといい写真が撮れていたとは思いますが、持ち運びが楽で、気軽さがあったからこそ写真を楽しめました。

本気で写真撮りたい方

断然、一眼レフやミラーレス一眼がオススメです。

ただ、そうはいっても高価になるので、入門機から初めてステップアップをしてもいいと思います。

こんな写真が撮りたいなどの目的がしっかりしているのであれば、自分のスタイルに似ているカメラマンがどんなカメラを使っているか真似てみるのもありです。

個人的にはプロを目指しているわけでなく、かつ速い動きものを撮りたいのでないなら、ミラーレス一眼が使いやすいかと思います。

プロの人は、ミラーレス一眼を使う方も以前に比べ増えてきましたが、まだまだ一眼レフを主に使われている方も多いです。

まとめ

簡単になりましたが、それぞれのカメラの特徴を書かせていただきました。
ほんとに触りの考え方なので、もっとカメラ選びは深いです。

撮影スタイルや何を優先するかによってカメラ選びは変わってきますし、実際にカメラ本体を持ってみて考え方も変わります。

僕自身は今使っているミラーレス一眼のSONY α7IIIは重いとか大きいとか思わないので、常に持ち歩いていますが、女性の友達は重いのでもっと小さなミラーレス一眼を好んでいます。手の大きい男性の場合は、このカメラだと小指が余って、グリップしにくいなど、実際に手を取らないとわからないことも多いです。

またここでは言及しませんでしたが、色味が好きだからFUJIFILMなどメーカーの特性で選ぶ人も多いです。

友達がいるなら、一度使わせてもらったり、店舗で実機を触って自分の合うカメラを見つけてみてください。